オイル漏れは,早めの修理をお勧めします。
オイル漏れによって,他の部品を壊してしまう事があります。
漏れたオイルがベルト・プーリー・発電機・エアコンのコンプレッサーに垂れると壊す可能性が出てきます。
そうなると,追加修理となり修理代も高くなってしまいますので
定期的に点検,早めの修理をお勧めいたします。
113のV8エンジンは
パッキン劣化によってオイルが漏れてきます。
赤○部分からのオイル漏れ＋タペットパッキンからもオイルが漏れてくる事がよくあります。
お客様がエンジンオイル漏れを気づくパターンは
オイルの残量警告が点灯する・焼けたに匂いがする・白い煙が出た等が多いいです。
気になる方は、お車のエンジンルームを確認したり、オイル交換時にお店の方に、
オイル漏れがなかったかお聞きになると早期発見に繋がります。
赤○部分からのオイル漏れがひどくなると,漏れたオイルがエキマニ（排気管）に垂れて蒸発し,焦げた匂いや白煙を発生させます。
赤○がブローバイホースが付くケース部分、ここは液体パッキンが塗布されていますので、古い液体パッキンを剥離し新しい液体パッキンで接着します。
赤→がタペットパッキン部分、ここはコム製のパッキンなので新品と交換、こちらのお車は,エンジンオイルの管理がいいですね、13万キロ走っていますがスラッジが無く綺麗です。
赤○がオイルフィルッターのケース部分、ここからオイルが漏れると真下にあるエアコンコンプレッサーのマグネットクラッチを損傷させてしまう事があります。漏れが酷くなると,ベルトやプーリーも破損する事があります。
M272|V6エンジンのオイル漏れ修理。
下記の初期症状で修理を行った場合、Oリングの交換と再シールで完了となります。
価格も￥18,000～
カムアジャストマグネットセンサー
カム角センサー部からのオイル漏れ
Oリングを新品に交換（センサー自体は損傷が無い場合は,再使用）
エンジン後部のハウジングケースとEXPPは,Oリングのみの部品供給がないので
部品交換とシールにて修理となります。
太さも下の新品のOリングと比べると
細くなっています。
シール不良の為、オイル漏れが発生します。
他にもパワステ・前後クランクシール・オイルパンから漏れるケースがあります。
定期的に点検を行い、二次災害になる前にオイル漏れは修理した方がよいです。
（オイル漏れによって漏れたオイルが、Vベルトやプーリーベアリングに付着し破損・オルタネター内部に混入し焼付き・ACコンプレッサークラッチ内部に混入し焼付き）
発見が遅くなると危険なオイル漏れはATF
●ATF（オー トマオイル）の漏れは大変危険、量が減っても警告灯が点灯しない為、気づきにくいので定期点検をおすすめします。オイルが減ると焼付きや滑りが発生し、最 低でも40万～の修理となります。ATのトラブルは、電子部品と機械部品の故障、電子部品は防ぎ様がありませんが、機械部品は定期的なメンテナンスで防ぐ ことが可能です。定期的にATFを交換すれば早期発見（漏れ・水混入）に繋がります。よくATFは、交換しなくても大丈夫・交換したら壊れた（元々ATに 不具合を抱えているお車はなる事があります） などという話を聞きますが、そんなことはありません2枚目の画像の様にオイルパン内部には、鉄粉を吸着する フィルターや磁石が入っています。しかし吸着するにも限界がありますので、鉄粉によるトラブルが出る前にATF・磁石・フィルターの交換をおすすめ致しま す。
